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J. P. Hogan死去

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J. P. Hoganが亡くなったらしい。
ていうか、まだ生きてたんだ。
新幹線の電光ニュースに出てきて、びっくり。
そんなに(一般的)知名度がある人だったんだ。

月面でCharlieが発見される「星を継ぐ者」はドキドキしたなあ。

「星を継ぐもの」SF作家ホーガン氏が死去 : 文化 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

「星を継ぐもの」SF作家ホーガン氏が死去
 英国出身のSF作家で「星を継ぐもの」などの作品で知られるジェームズ・P・ホーガン氏が12日、アイルランドの自宅で死去した。
 米ニューヨークの代理人が13日、明らかにした。69歳。死因は心不全。
 1977年、「星を継ぐもの」でデビューし、数年後、米国へ移住。晩年はアイルランドで暮らしていた。
  (ニューヨーク支局)
          ◇
 日本にも80年から多くの作品が紹介され、ファン投票による星雲賞に3度選ばれるなど人気だった。
(2010年7月14日00時38分 読売新聞)

狩猟サバイバル / 服部 文祥

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狩猟サバイバル (単行本) 服部 文祥 (著) # 単行本: 272ページ
# 出版社: みすず書房 (2009/11/26)
# 言語 日本語
# ISBN-10: 4622075008
# ISBN-13: 978-4622075004
# 発売日: 2009/11/26
新宿あり、予約2番目

山登りからサバイバル登山、狩猟で鹿狩り、と趣味を増やしてきた人の報告書のような本。
面白かった。
狩猟したいと思うわけでもないし、どちらかというと、スポーツといって動物を殺しに行くのは理解出来ないんだけど。
この人は、食料を自分で殺す事をしてみないといけない、という観点で、猟師の仲間に入れてもらってりして、スポーツとか、ハンティングとか、いうのとはちょっと違う感じがした。
それはともかく、山に登って、釣ったさかなや山菜を食べながら歩いていく状況を読むと面白いし。獲物と対峙して勝負、のような緊張感も楽しめた。

第六章 解体、で鹿の体の中を解説されるのは、ちょっとキモチが良くなかった。...というところがまさに、殺す行為と食が分離した世の中で狩猟をやらなきゃ、と思った理由らしい。

鼻行類―新しく発見された哺乳類の構造と生活 (平凡社ライブラリー) (単行本)
ハラルト シュテュンプケ (著), Harard Stumpke (原著), 日高 敏隆 (翻訳), 羽田 節子 (翻訳)
# 単行本: 152ページ
# 出版社: 平凡社 (1999/05)

こんな変な本があるんだなあ。
南の島に生息していた特殊な哺乳類・鼻行類Rhinogradentia、あるいはハナアルキの仲間の生態を描いた論文風の本。

鼻が発達して複雑になったり数が増えたり、いろいろな機能を持つようになり、鼻で歩くものも出てきて、鼻行類と呼ばれた。この地域だけで分化した26種類の動物を解説している。
表紙に出ているのは、ランモドキ、といって鼻を含めて花びらのようなものが発達している。その他、羽みたいに進化して空を飛べるもの、複数の鼻で直立して(逆立ち)歩行できるもの、20本以上の長さの異なる鼻から音を出して演奏するものなど。

なんなんだ、これは。 一種類考えるのだけでもすごい想像力だと思うけど、なぜこんなにたくさん作ったのか。 世界、あるいは人間社会の縮図を描こうとしたようにも見える。

最後に、なぜ今ではこの種類が見られなくなったかを説明するオチも付いてる。

言語の脳科学―脳はどのようにことばを生みだすか (中公新書)
酒井 邦嘉 (著)

言語というものの仕組みを解き明かそう、というテーマの本。
ただし筆者は、解き明かすことよりも、言語を操る能力が人間独特のものであり、従って人間は他の生物とはまったく異なるということを証明しようとしているらしい。
そしてそのためには、人間が先天的に言語能力を備えているのでないと辻褄が合わなくなる。 最近の研究成果だと、文法能力は生得的(先天的)に備わっているということらしい。 人間は生まれながらに言語の文法能力を「獲得」しており、だからこそきわめて多様な、でも似たような言語が人間社会に存在する。

幼児は類推などの一般的な認知能力が未熟であり、学校で教わるような明示的な文法の知識を学習するわけでもないのに、四歳ごろには母語を巧みに操れるようになる。

外国語習得についても触れられていて、文法能力が優れているかどうかが、習得の鍵だという。

外国語が達者の人は、必ずしも一般の記憶力がよいとは限らない。むしろ、このような無意識的な文法を「無意識的」にそのまま覚えられるようなセンスのよさが大事なのであろう。

4ヶ国語とか、もっとたくさんの言葉をしゃべる人がいるけど、一度そういう文法の体得のコツをつかむと、応用できるんだろうな。

とても面白かった。


寿命の定義は難しい。昆虫は羽化から?植物は、芽が出てから?人間は出生から?
昆虫の地下で暮らす幼生時代、植物の趣旨時代をどうするか。人間の胎内時代は?
著者の主張は、受精から。
すると、無性生殖(分裂)だと寿命が無い、=不死。
不死って、どういうキモチだろう。アメーバなんかにキモチなんてないんだろうけど。

そして、寿命の進化を探るという、すごい本。

とても面白かったけど、詳細に入るとついていけない。
特に、第2章 寿命と遺伝子の関係を探る、で遺伝子の化学物質まで掘り下げられると、ページをめくってしまう。


# 単行本: 251ページ
# 出版社: 日本放送出版協会 (2009/01)
# ISBN-10: 414091128X
# ISBN-13: 978-4140911280
# 発売日: 2009/01
# 商品の寸法: 18.2 x 12.8 x 1.4 cm

[目次]
第1章 寿命にはさまざまな形がある(動物の寿命・植物の寿命;個体の寿命・細胞の寿命 ほか);
第2章 寿命と遺伝子の関係を探る(生命表と生存曲線;遺伝子で寿命はどう変わる ほか);
第3章 「寿命の法則」を考える(有性生殖はなぜ寿命の始点となるか;時間・体重・エネルギー消費量 ほか);
第4章 寿命の進化をたどる(細胞進化の方向性;原核細胞から真核細胞へ ほか);
終章 寿命から「生命」を考える(寿命とは何か;寿命とは抑制系の進化である)

旧石器・縄文・弥生・古墳時代 列島創世記[全集 日本の歴史] (単行本)
松木 武彦 (著)

小学館が新しく始めた日本の歴史全集の一巻目。岡山大学の考古学者が文字が使われ始めるまでの日本の歴史ということで、五万年前(!)から五世紀までの日本をまとめた。
とにかく力作。全部咀嚼できるまで読みこむのは多分無理。旧石器時代から縄文、弥生、古墳時代と移り変わっていく日本の状況を、説明というよりは、描写している。考古学を中心としながら、進化論、心理学、気候変化などの影響をいちいち検証し、海外の例も朝鮮、中国はもとより、ヨーロッパや北米の例まで引いて、各時代を再構築。 さらに各時代を画一的に評価するのではなく、移行の状況、地域による特徴の違いまで再現。
弥生時代は、大陸から来た人たちが弥生人でその人たちが文化を作った、という程度の認識だったけど、そんな単純なことではないらしい。 当たり前か。

はじめに、の中で「四万年分の長大な記述にゆるぎをなくすため」に三つの指針を挙げている。これを読むだけで覚悟が伝わり、わくわくした。
その中の2番目、「地球環境の変動が歴史を動かした力を、もっと積極評価する」として、その表現が:

「生産力の発展」という大出力エンジンの車で歴史街道を驀進してきた「ハイウェイ・スター」ではなく、環境との対立と妥協を繰り返しながら「ロング・ワインディング・ロード…」をこつこつと歩んできた旅人としての、人間の軌跡をたどってみたい。
急にハイウェイ・スターが出てきてびっくりしたけど、よぉく見てもDeep Purpleのアレのことだなあ。
面白い人だ。

なんとなく、日本に生まれてよかった、と思った。


旧石器・縄文・弥生・古墳時代 列島創世記[全集 日本の歴史]

列島創世記
単行本: 370ページ
出版社: 小学館 (2007/11/9)
言語 日本語
ISBN-10: 4096221015
ISBN-13: 978-4096221013
発売日: 2007/11/9
商品の寸法: 21.2 x 15.6 x 3.4 cm


目次 日本の歴史 第一巻 列島創世記

009 はじめに 無文字社会のヒト・もの・心

三つの指針=四万年分の長大な記述にゆるぎをなくすための柱 第一の指針は、歴史科学の再生だ。歴史を、ただの物語でなく、過去の人びとの歩みから現代を見据え、未来を客観的に展望するための人文科学とする … 人工物や行動や社会の本質を心の科学によって見きわめ、その変化のメカニズムを分析する…認知考古学の成果を取り入れ、…新しいヒューマン・サイエンスの一翼を担うべき人類史と列島史の叙述をめざす。

第二の指針は、地球環境の変動が歴史を動かした力を、もっと積極評価することだ。

「生産力の発展」という大出力エンジンの車で歴史街道を驀進してきた「ハイウェイ・スター」ではなく、環境との対立と妥協を繰り返しながら「ロング・ワインディング・ロード…」をこつこつと歩んできた旅人としての、人間の軌跡をたどってみたい。

第三の指針は、…「日本」という枠組みを固定的に連続したものとしてとらえないことだ。

国家の歴史を超えた人類史の中の日本列島史を綴ってみたい。それを通じて、日本の歩みやその現在と未来とを、せせこましい愛国主義ではなく、国際的な場で恥ずかしくない客観的な知性を持って眺めるためのよりどころを提供できればうれしいことだ。

第一章 017 森と草原の狩人 旧石器時代

018 アフリカからの旅路
五万年前のビッグバン | 美を求める人びと | 実用を超えた「凝り」の出現
技を伝える人びと | 神を思う人びと |なぜ人工物は進化するのか

032 列島上陸
日本列島の最初の足跡 | ナウマンゾウを求めてやってきた人びと
旧石器時代の農耕の可能性 | 環に集う人びと

042 氷期を生き抜く
石器の地方色 | 地方色を生み出す技 | 石器の移り変わりの背景
石器が示す人びとの移動

052 縄文前夜
温暖化と神子柴型石器の登場 | 道具に現われた生活の違い | ネットワーク社会へ

058 コラム1 物の年代はどうしてわかるか?

第二章 061 海と森の一万年 縄文時代前半

062 風は南から
腰を落ち着けた生活 | 家財道具の出現 | 暮らしのなかの狩り
列島の早春賦

070 花開く物質文化
定住によるサトの出現 | コミュニケーションが物質文化をつくる
環状に並ぶ集落 | 人口の密度と集落の数

078 暮らしの技術
温暖化による海と森の恵み | 貯蔵がつくった縄文社会 | 発達した獲得の技術
食料確保の二つの戦略

085 縄文社会にしひがし
北の狩人と漁民 | クリの林とイルカの海 | 干し貝と網漁の浜辺
照葉樹林文化ではなかった縄文文化 | 西の縄文社会

093 縄文の文化を解剖する
定住がもたらす地域のまとまり | 東日本に登場した派手な土器
爆発はなぜ起こったか | 物を動かすネットワークの仕組み
なぜ縄文土器は凝っているのか | 土器の役割 | 土器の東西差が意味すること
縄文は日本文化の「基層」か

もっとも派手な土器をつくりだした関東・甲信越および東北南部という範囲は、前述の、環状集落が発達する範囲とぴったり重なる

110 縄文社会を復元する
環状集落を読む | 個人間の差異の表示 | 縄文社会は平等だったか
平等はつくられた観念

第三章 121 西へ東へ 縄文時代後半

122 並び立つモニュメント
大湯環状列石を訪ねて | 環状集落から環状列石へ | 北海道の周堤墓
関東の環状盛土 | 競い合うモニュメント

131 変わりゆく物の世界
粗製土器と精製土器 | 土偶の人間ばなれ | 非日常の世界の独立

137 時と生命の環
ふたたび大湯へ | 土偶の正体 | 縄文時代の心のありよう
おびやかされる平等原理

146 保守と変革
消えていく環状集落 | 個人の住居や墓をいろどる | 身体の人工的な加工
石刀をふるう人、土偶になる人 | 集団から個人への変化
社会はなぜ変化するのか | 環状集落が消えた理由

155 行く人、来る人
西日本の人口増加 | 東から西への流れ | 西日本縄文社会の文化構造
弥生への胎動 | 土器にみる文化の変化

164 さまざまな弥生への道
水稲農耕の伝来 | 労働編成と社会組織の変化 | 弥生の対人観と行動理念
縄文と弥生の心と社会 | 四大河文明と弥生時代 | 列島北部の縄文の終わり
大陸から列島北部への影響 | 南の島の新しい文化 | 先島諸島の文化の変化
弥生時代の人類史的意味 | 列島各地の弥生化 | 多様化の始まり

186 コラム2 邪馬台国の考古学

第四章 189 崇める人、戦う人 弥生時代前半

190 北の弥生社会
丁重に葬られた高貴な男の子 | 大物ねらいの英雄漁師 | ヘテラルキーの階層社会

197 文明の遺伝子
武器に飾られた人 | 戦いがつくる人の序列 | 北部九州の戦いの痕跡
大酋長登場 | タテの序列、ヨコの序列 | ムラどうしの序列形成のメカニズム
戦いのほんとうの役割

212 よみがえる縄文
新しいムラ、古いムラ | 縄文土器に近づく弥生土器 | 縄文への回帰現象
縄文と弥生に共通するもの | 保たれた縄文の伝統

221 弥生の波
もっとも遅かった外からの弥生化 | 東北に出現した水田 | みちのくの遠賀川
サンゴの海の弥生社会 | 貝の道、心の道

230 弥生の物質文化を解剖する
弥生の温暖化 | 温暖化による資源の増加 | 文化が伝わる仕組み
伝統が生んだ個性的発展 | やはり歴史は繰り返す | 農耕と戦いが政治をつくる
遠距離交渉が社会の仕組みも運ぶ

242 コラム3 未盗掘古墳の発見

第五章 245 海を越えた交流 弥生時代後半

246 ムラの消息
古墳出現への道 | 山上の人びと | 正しい空間認識 | 上下のある世界
地政学の芽生え | 鉄への需要の高まり | 現われるムラ、消えるムラ
鉄器普及前の地域社会 | 鉄が社会を組み換える | 土器の無文化ふたたび
冬の始まり

265 クニグニの夜明け
不思議な巨石 | 弥生最大の墓を掘る | 吉備の大酋長出現
同列的なムラから階層的なクニへ | 出雲の大酋長 | 因幡と越の大酋長
丹後と但馬の交易者たち | 鉄器普及の先進地域 | 古墳の思想は日本海から
鉄の価値と墳墓

岡山 楯築
http://homepage2.nifty.com/mike1203taiyo/kibiji/tatetuki/tatetuki.html

281 古墳への道
青銅器の分布の変化 | 墳墓のまつりと青銅器のまつり | 新・二大文化圏論
青銅器よさらば | 墳丘の地域差 | 前方後円形の視覚上の特性 | 運ばれる土器
東日本の土器の流れ | 土器の動きからわかるネットワーク
北部九州から近畿への中心の移動 | 日本列島の「民族大移動」
物質文化の多様化と斉一化

第六章 303 石と土の造形(古墳時代)

304 古墳の創出
箸墓登場 | 箸墓の内部 | 古墳の主の神格化 | 古墳とは何か
倭王と地方の王

312 墳墓の威信競争
高句麗と百済の墳丘墓 | 新羅と加耶の墳丘墓 | 東アジアからみた古墳の出現
巨大墳墓の世紀

318 人類史のなかの巨大古墳
人類社会とモニュメント | モニュメントの進化 | 巨大古墳出現の人類史的要因
日本列島の古墳はなぜ大きいか

324 古墳と社会
朝鮮半島文化の流入 | 古墳時代の館とムラ | 五世紀の経済と社会

331 前文字社会の終焉
巨大古墳の落日 | 変わる古墳の性格 | モニュメントから墓へ
東アジア史からみた古墳の終焉 | 物質文化の役割 | 文字出現前の文化伝達
モニュメントから文字へ、古墳から律令へ | 残った前文字社会

345 おわりに
355 参考文献
357 写真所蔵先一覧
361 年表
366 索引


翻訳家による日本語に関する「講義」集。
タイトルにまず惹かれ、著者がゲーデル、エッシャー、バッハの翻訳者(の内のひとり)と知って俄然興味が沸いて読んでみた。
日本語が天才である、というのは、外国語を取り込み成長してきた日本語の柔軟性としぶとさを賛美した表現。 翻訳家ならではの見方だろうなあ。
漢字の読み方、回文、敬語、方言、音訓などの話題を多様な言葉遊びに乗せて語っている。 話題があちこちに飛んでついていくのが大変だけど、とても面白い。 もっと日本語を大切に=勉強しなきゃ、と思わせてくれる。

GEBを読んだ時に、こんなのを訳す人は、とんでもない天才的ゲージュツ的頭脳の持ち主なんだろうなあ、なんて思った記憶があるけど、万葉集から外国文学まで幅広い教養と努力の結果なんだということを思い知った。 ま、あたりまえか。

日本語は天才である

日本語は天才である (単行本)
柳瀬 尚紀 (著)
単行本: 222ページ
出版社: 新潮社 (2007/2/24)
ISBN-10: 4103039515
ISBN-13: 978-4103039518
発売日: 2007/2/24


まえがき

日本語は、世界の言語の中で孤独

天才だからこそ孤独である言語、孤独であるからこそ天才である言語 ― しかし孤独であるけれども豊なる言語

第一章 お月さんはなぜ怒ったのか?
翻訳における苦労談から日本語の面白さへ導入。

You are a full moon. されば、かの満月か。 去れ、バカの満月か。

ガイチカ - タクシーの運転手が画一化をこう読んだ。

たまねぎの二つの丸い穴にご注目。

EVIL - LIVEと読む
咎を各人と読む。

われわれは各人、それぞれの人生を生きている。

第二章 天才と漢字の間柄
漢字が輸入されて大和言葉に融合されていった過程を万葉集等を題材に。

田児の浦ゆ うち出でて見れば 真白にそ 不尽の高嶺に 雪は降りける
田児之浦従 打出而見者 真白衣 不尽能高嶺尓 雪波零家留

見者に見ればという読みを当てた日本語は、天才。

この歌の漢字表記を載せているサイト:
新古今和歌集に撰歌された万葉集
雪は真ん中の棒が突き出ておらず新しい字。

万葉集夜話
万葉仮名の項。
万葉集夜話のインデックスは、
http://www.k3.dion.ne.jp/~kenmoti/sub002.html

第三章 平和なことば・日本語
日本語の苦手分野 - 侮蔑表現、罵倒表現

なんて弱い壁なんだ!

第四章 「お」の変幻自在

「お」と「ご」はなかなか厄介
(音読みする言葉には「ご」)
文化審議会国語分科会は、大野晋「日本語の年輪」という文庫本一冊を全国の国語教師に読ませることの法令化を考えたほうがいい。

第五章 かん字のよこにはひらがなを!

威露破がるた M37 (1904)憎まれ者露に定まる
ルビも文字も日本の勝利 - 捕虜になったロシア兵が活字工をしている

第六章 あずましい根室の私
方言の話題にことよせて、誇り高い著者の信念が書かれている。

ときどき文章がからまったり、むずがゆくなったりもしますが、それでも普段から言葉を寝かせて用意しておいたり、掻き混ぜたりして、もったいない言葉を削ったり捨てたりしながら書いている。 そういうくすぐったい文章を書かないときのほうが、かえって疲れるんです。
とっくに他人の書いていることを盗んだだけの、あつかましくてみっともない文章を書く人もいますね。あの手のものは書きたくない。


第七章 シチ派VSナナ派 真昼の決闘

ぼくも以前は、シチニンキョウダイと言っていました。 いつのまにか、ナナニンキョウダイと言うようになったのは、ナナジュウネン安保の影響かもしれません。

当然のごとく、第七章(=ダイシチショウ?)に持ってきてある。

第八章 四十八文字の奇跡
いろは歌について。

行末に「とかなくてしす」。 つまり「咎なくて死す」というメッセージが浮かび上がります。 第一章でLiveを後ろから見るとEvil ― 「人生→各人→咎」―というメッセージに言及しましたが、あれの数十倍強烈です。

あとがき

島崎藤村に『夜明け前』という大真面目な小説があります。 そういう小説でも、英語ばやりの時勢を揶揄してこんなことを書いている。 つまり、「猫撫で声」が「キャット撫で声」、「待つ夜の長き」が「待つ夜のロング」となるのではないか、と。 日本語が「キャット撫で声」になって欲しくはありません。この本はそういう思いで書きました。

ターン / 北村 薫

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やさしい、細やかな描写の物語。
SFというには荒唐無稽。
交通事故で「飛ばされ」て、誰もいない世界。1日経つと1日前に戻ってしまい、それが延々と繰り返される。飛ばされた女性が見る世界が女性らしく描写されるけど、作者はほんとに男なのか。
読んでるうちにイライラしてきそうな気がしたけど、かえって落ち着いてしまう。最後にようやく緊迫してきた、と思ったのもスカッと抜けてしまって。
あくまでも、上品な人だ。

ターン (新潮文庫)
北村 薫 (著)
文庫: 426ページ
出版社: 新潮社 (2000/06)
ISBN-10: 4101373221
ISBN-13: 978-4101373225
発売日: 2000/06
商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
刊行はH9年8月

USでヴァンパイア熱が高まっているらしい。
ジョニー・デップのTV番組Dark Shadowsへの出演が決まり、Stephenie Meyerのヴァンパイアもの最新刊Eclipse (Twilight Saga)が8月に出ると、同時に出たハリーポッターを抜くヒットになった。
Inside Bay Area - Bloodthirsty fictional creatures of the night
A bloodthirsty private eye rules Friday night TV. Johnny Depp just signed on to the upcoming "Dark Shadows" flick. And Stephenie Meyer's newest vampire tale, which hit bookstores in August, knocked Harry Potter off his best-seller perch the day it was published.

関連記事で、今までの吸血鬼系代表作が紹介されてるけど。
Inside Bay Area - Vampires in history: The good, the bad and the bloodthirsty
アン・ライスのLestatが入ってるのは当然として。
(やっぱり夜明けのヴァンパイア (ハヤカワ文庫NV)だよなあ、まずは。映画になったインタビュー・ウィズ・ヴァンパイアを見に行ったときは何でこんな映画にコムスメが大行列してるんだ、とびっくりしたけど、Brad Pittってやつが人気あるんだ、とこの時はじめて知った。このヒト、僕と日本で言う同学年みたいね。)

んで、なんでロスト・ソウルズ(Poppy Z. Brite)が入ってないんだ。やっぱ、ニュー・オーリーンズだよなあ。だいぶ立ち直ってきたみたいだし。

グローリー・シーズン〈上〉 (文庫)
デイヴィッド ブリン (著), David Brin (原著), 友枝 康子 (翻訳)

翻訳文が我慢しきれず、断念。
お話は面白そうだったのに、残念。

文庫: 523ページ
出版社: 早川書房 (1999/07)
ASIN: 4150112800

内容(「BOOK」データベースより)
極端な家母長制社会の惑星ストラトス。遺伝子工学の発達により、男性がほとんど排除され、女性のクローンが覇権を握る閉鎖的な惑星上では、短い夏の間、クローン技術によらずに生まれてくる子供たちがいた。そうした変異子の一人として、生まれ故郷から離れていくべく運命づけられた内向的な少女マイアは、快活な双子の妹ライアとともに冒険の旅にでる。だが、二人の行く手には想像を絶する苛酷な運命が待ち受けていた。

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