なぜ、アメリカ経済は崩壊に向かうのか―信用バブルという怪物 (単行本)
チャールズ・R. モリス (著), Charles R. Morris (原著), 山岡 洋一 (翻訳)
# 単行本: 261ページ
# 出版社: 日本経済新聞出版社 (2008/07)
# ISBN-10: 4532353173
# ISBN-13: 978-4532353179
# 発売日: 2008/07
USで2008年はじめに出版された本。当時騒ぎになっていたサブプライム危機は氷山の一角で、金融業界の構造的な危機だということを言っている。
シカゴ学派が自由市場偏重で影響を与えていたことの失敗、それに乗っかったグリーンスパンFRB元議長の失敗、などをとりあげ、60年代からの金融政策の流れを踏まえて解説。全体の損失額が1兆ドルを超えると警告した。その後、政府支援が7千億ドルとか、さらに追加とか言っているのを見ると、わかる人にはわかってたんだな。
難しくて理解できない部分もあったけど、おそらくこれ以上ないくらい噛み砕いて説明してくれているんだろう。モーゲージ・ファンド、買収ファンド、住宅ローンの流通など、金融業界のうごきがちょっと判った気になった。
翻訳も読みやすい。
The Trillion Dollar Meltdownという原題は恐ろしい感じだけど、ほんとになっちゃったんだもんな。
第1章 リベラリズムの死
第2章 ウォール街の新たな宗教
第3章 バブルの国への道
第4章 資金の壁
第5章 ドルの津波
第6章 大規模な清算
第7章 勝者と敗者
第8章 均衡の回復

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