ポジショニング戦略-世界中で30年間読み継がれる、マーケターのバイブル アル・ライズ 海と月社 2008.04
Positioning: The Battle for Your Mind by Al Ries (著), Jack Trout (著)
# 単行本(ソフトカバー): 272ページ
# 出版社: 海と月社; 新版版 (2008/4/14)
# 言語 日本語
# ISBN-10: 4903212076
# ISBN-13: 978-4903212074
# 発売日: 2008/4/14
30年間読み継がれる、と書いてあるけどいつ書かれた本なんだろう。本書中には見当たらない。
原書のクレジットを見ると、March, 1982
Positioning: The Battle for Your Mind
30年はたってない。こんな怪しいコピーつける必要があるのか?。
基本的なテーマは、新製品の発売に際して、ライン拡大(extension)は失敗するので、今まで存在しない位置づけ(ポジショニング)を見つけ出して、新ブランド、そのための宣伝を行いなさい、ということ。
だいぶ前に読んだ同じ著者の本、The Fall of Advertising and the Rise of PR / Al Ries - けにあMemoでも、盛んにline extensionはだめ、と言っていた。伝家の宝刀なんだろう。
製品展開の安易さや、本質を見誤ったような宣伝キャンペーンなどに惑わされず、買い手の「頭の中に」ポジションを築くことが大事、という教えと、それを実証・反証する事例をが多数紹介されているところがいい。途中で名前付けや国の売り込み、教会やキャリアアップにも応用できる、と道草を食うところは蛇足。飛ばして読んでも良かった。
情報社会で成功するには、消費者の頭の中に確固たるポジションを築かねばならない。自社ブランドの長所や短所だけでなく、競合ブランドの調書や短所も計算に入れて。...コンピュータを最初に発明したのはIBMではなくスペリーランドだ。だがIBMは、消費者の頭の中にコンピュータという商品のポジションを最初に獲得した。だから大成功した。

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