面白かった。最後のほうで能書きが多くなってテンポが悪くなるのが残念。法廷ドラマをもっとがんばってくれたほうが良かった。
パラレル・ワールドの接点がギャグのように使われていて、サイエンスも何もあったもんじゃない。開き直ってるんだろうから、文句もないが。
ファーストコンタクトとしても、面白い。昔生き別れになった兄弟の余りの変わりように驚くお話とでもいおうか。
ホミニッド-原人 (文庫)
ロバート・J. ソウヤー (著), Robert J. Sawyer (原著), 内田 昌之 (翻訳)
ポウストは、サルダクの主任行政官だ。この地位はグレイたちによって強制的にあたえられた。もちろん、行政官というのはつねにそういうものだ。みずからなりたがるような者は、そもそもその地位にふさわしくない。
(なるほどなあ、至言だなあ)
「"パスカルの賭け"ね。もしも神を信じて、実際に神が存在しなくても、失うものはほんのわずかしかない。だけど、もしも神を信じなくて、実際に神が存在したら、永遠の断罪に苦しむはめになりかねない。それを考えると、信じておくほうが賢明なのよ。」
解説より
古人類と現代人: ウィリアム・ゴールディングの名作『後継者たち』は別格としても、SFに限ってもペトゥル・ポペスクの『アウストラロピテクス』やジョン・ダーントンの『ネアンデルタール』が思い浮かぶ。

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