航路 / コニー ウィリス (著), Connie Willis (原著), 大森 望 (翻訳)
大変な本だった。上下あわせて1300ページはさすがに疲れる。
僕の好きな大森 望氏の翻訳で、世界にどっぷり浸りながら、でもこの量は一気には読めない。大森氏のあとがきで、十年に一度の傑作、とあるけど、そのとおり。すごい小説だ。
死をテーマに、コニー・ウィリスの小説に共通する切ない雰囲気が流れる中、時々張り切って、いかしたユーモアと、勇気と、信頼。主人公の2人だけでなく、メイジーやエドやキットやその他の周辺人物の間で暖かい関係が作られていくのが嬉しい。
ああ、読んでよかった。
本や映画、歌に賛美歌の引用が多くて分からないのが沢山あるのが残念。タイタニックの話が軸になるほど沢山出てくるのに「ここは禁タイタニック地帯なの。」ていうのも良いな。
ドラえもん・ポケットの繰り返しギャグは切ないところにつながってしまう。
Amazon.co.jp:航路〈上〉ヴィレッジブックス: 本
文庫: 647 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: ソニーマガジンズ ; ISBN: 4789724387 ; 上 巻 (2004/12)
文庫: 663 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: ソニーマガジンズ ; ISBN: 4789724395 ; 下 巻 (2004/12)
数字や日付や顔、フライドポテトの味、クレヨンのにおい、インディアンレッドとゴールドとシーグリーン、中学校のロッカーの組み合わせ錠の数字とブロックバスターの会員番号と内科からICUに行く最短ルート。

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